「闘」 もがいて もがいて もがいて 書道家 山口芳水
目指した人はこれまでに
数えきれないぐらいいるだろう
その中で
現実を突きつけられ逃げた人
限界を感じ諦めた人
抱き続け歩んでいる人
叶えた人
叶えてまたスタートラインに立っている人
続けて行く内に
色んな事を知り色んな事に気づき
世間の厳しさと直面し
自分の未熟さをぶつけられる
思いもしなかった壁の高さが
冷たく胸を押しつける
あまりにも無情で
この先の不安や怖さが津波のように
次から次から押し寄せてくる
乗り越えようと
壊そうと
もがいてもがいてもがいて
日々目に見えない成長と闘うしかないんです
誰かとの勝ち負けではなく
自分が一生の内にどれだけやれるか
どれだけのものを生み出すことが出来るか
このとてつもない道には
揺ぎ無い覚悟があり
一生の人生を賭けた
私から私へ贈る挑戦であって
私の中の終わりない闘いです
※写真 作品「闘」 もがいて もがいて もがいて (背景は肥前名尾和紙の柿渋を使用しています)
書道家 山口芳水
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