書道はひらがなが意外と重要なのです
「お手紙とか添え紙にこういう風に字をすらすら書ければいいな」と思いになってる方がいるでしょう
どうやったら書けるのか?
いくら上手に書こうとしても何故書けないのか?
実は
「字が上手く書けないのは理由がある。」
ひらがなには
「教育的なかな」=活字のひらがなと ※写真2のA
「一般的なかな」の違いがあります。 ※写真2のB
※写真2のA「教育的なかな」は漢字と同じように四角い枠にデザインされています
※写真2のB 「一般的なかな」は縦長、横長、三角形、逆三角形など様々な形で表現されています。
教育的かなが書けるからといって一般的なかなが書けるとはいえません。
ということは一般的なかなの形を覚えてないと※写真1のような漢字とかなが交ざった字が書けないということです。
つまり美しく書くにはある程度の決まり(大きさ・形)を知っていないと書けないということです。
そして続け字(二文字以上)の繋がってる部分を「連綿」と言います。
全部を繋げるとおかしくなりますので 連綿の決まったパターンを覚えておくと効果的です。
かなは漢字と比べ数も画数も少ないので覚えるのはそこまで難しくありません。
まず「かな」からゆっくり覚えていき それから漢字に入り徐々に書けるという自信を確実に身についていくことをお勧めしますが
一番は自分が飽きずにどう楽しんで行くかが大事ですので漢字の同時進行でもいいでしょう
それが
「字が上手くなる」
「書道を楽しむ」
に繋がっていくでしょう。
それが私からの素敵な贈り物(きっかけ)になれればと思います。
山口芳水
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