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質問
「芳水さん
普段教室では上手な字を書いてるのに
作品となると下手に書きますよね?」
答え
私は日々、伝統・基礎を学び指導している限り
下手には書けないのです。
そこには幼少時からの知識・技術・教養の為に学び・書き込み・指導があるからです。
整っていないこの作品は
美文字とは違う私の表現です。
知識・技術を如何に自然に抽出し
文字に思い入れができ
今という瞬間を
究極まで突き詰め
思いを込めた
造形・感性・表現美なのです。
そして
【 何故、先人の教えを学び続けるのか? 】
それは
1.書と言葉が生まれた時点から
書というジャンル・ルールを先人が作り上げたものだから。
ジャンル( 書 )
ルール ( 紙に墨を使って筆で文字を書く。 )
2.私自信が先人の考えや古典に対して
敬意を払い尊敬しているから。
3.先人が長い年月をかけて創り上げた文化・歴史を蔑ろにすることはジャンル・ルールに対して反するし失礼にあたることだと思うから。
書でオリジナルを生みたいのであれば
書をやらないことです。
つまり書にはジャンル・ルールを変えない限りオリジナルはないのです。
例えば
サッカーをやっていて
「競技場でサッカーボールを使い足で蹴るけど
その他は全て新しいルールに作り変えました。」
となるともう全く違うジャンル。
サッカーでもなけらば野球にもバスケにもならないのです。
最近、私はそういった創作もしております。
紙に書かず墨でないものを使い筆でないもので文字を書いてます。
これはサッカーで言えば
ハンド。
レッドカード退場。
文字すら書かなければ
出場禁止。
つまり書道は書道で
美術は美術である。
両方を混ぜたものが
美術書道(グレイゾーン)。
そして
誰かのために表現した作品が
多くの人に喜んでもらう。
それが私の中で一番の前提にきております。
だから今私の持っている最良のもの
人前で披露するのです。
作品
【 愛(赤い)ai】ーLangage “Love” ー
逃げ出そう
悲しいこと
辛いこと
苦しいこと
だってね
越えられる壁ばかりじゃないんだよ
越えられない壁だってたくさんある
あなたの事考えたら
頑張れとか頑張ろうとか言えない
大切な人が泣いてるなら
人生それで終わるようなら
[ 幸せになる為に産まれてきたんだから ]
どんなことがあっても
自分を絶対に責めちゃダメ
自分を傷つけちゃダメ
自分が可哀想じゃなく
愛そう
地図を広げれば
こんなに広い世界
70億人の人々がいる
精一杯
一生懸命
生きている
きっとある
心から笑える幸せな場所
きっとある
ごめんなさいより
ありがとうが多い場所
きっとある
愛に溢れ涙する場所
きっとある
きっとある
きっとある
愛(赤い)
愛(赤い)
愛(赤い)
僕は 愛(赤い)を書く。
書家 山口芳水
【Love】
Leave them.
Sad things…
Hard things…
Painful things…
You know why?
Because there are some walls that you can’t climb.
Sometimes there are many insurmountable walls.
That’s why if I think about you,
I can’t tell you “Hang on!” or “You can do it!”.
If someone who is important to me is crying,or if your life will be over because of that.
We were born to be happy.
Whatever happens,
Don’t blame yourself.
Don’t hurt yourself.
Don’t feel sorry for yourself.
Just love yourself.
Open the map,and you will see a huge world.
There are seven billion people.
We live hard and harder.
I believe there is a place that we can really laugh.
I believe there is a place that you can feel “Thankful” more than you feel “Sorry”.
I believe there is a place that you shed tears full of love.
I believe there is…
I believe there is…
I believe there is…
Ai(akai)
Ai(akai)
Ai(akai)
I Write a Ai(akai) .
Written Housui Yamaguchi
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