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永遠の課題
小学生20人以上を静かにさせるのは難しい
一人が喋り出すと連鎖反応で周りも喋り出す
こうなるともう生徒一人一人が書道に手がつかなくなる
静かに集中して書道と向き合うという姿勢が上達するのには絶対に欠かせない
※写真 静か
月謝を頂いているので上手にさせるのが私の使命だと考えます
生徒のテンションは先生のテンションも影響する
極端に明るく楽しい先生の教室は
教室全体が賑やかで雰囲気は楽しい
厳しく静かな先生の教室は蛍光灯・クーラーの
音が聞こえるぐらい静かである
子供たちはこの教室が喋っていい教室なのか喋ってはいけない教室なのかを先生周りの生徒の雰囲気で判断する
「剣道」は「メーン」「柔道」「とりゃー」と大きな声を出した方が勢いがあっていいけど
「書道」「茶道」「華道」は静かに心を落ち着かせて取り組むことと生徒に指導する
「静かにしなさい」と怒鳴るのではなく理解させることが大事だと思う
本気で伝えたいと言う気持ちは生徒に必ず伝わると信じています
生徒との会話・コミュニケーションは教室が終わった後にします
友達感覚ではなくあくまでも先生として距離をおいてです
最後に
生徒がどうやったら上手くなりたいと言う気持ちになるのか
どうやったら書道を好きになるのか
どうやったら静かに出来るのか
好きで楽しいく上手くなりたい
心温かく静かに書道と向き合いたい
という生徒の姿勢が自分の理想の形であり
永遠の課題です。
※写真2 永遠の課題
山口芳水
きれいな字を書く“コツ”はありますか?
長年書道(習字)に関わる仕事をしていると
書道教室(お習字教室)に通う生徒以外の方々からも
よく以下のようなご質問をいただきます。
「きれいな字を書く“コツ”はありますか?」
字を上手く書くためにはお習字教室に通い、
筆を握り書道に打ち込むのが一番です。
コツコツと練習することに勝るものは無いのが事実です。
ただし、なかなか書道を学ぶ時間がないという方もいらっしゃいます。
ユーキャンに代表される通信講座にはボールペン字や実用書道も
あるようですので、そのようなコースを受講し、ご自宅で学ばれる
というのも選択肢の一つだと思います。
では書道教室のメリットは何でしょうか?!
それは、お手本を見ながら分からないところを直接教えてもらったり、
実際に書いているところを見ながら指導をしてもらえる点です。
「実は筆(鉛筆)の握り方が悪かった・・・」
「もう少し筆を立てて書けば上手く字が書けた。。。」
などという話はよくあることです。
また、「聞かないと分からない」ことが書道には意外とたくさんあるものです。
“カタカナ”、“ひらがな”は一見簡単そうですが、
予想以上に難しいと仰る方が多いです。
こちら↓の写真にある平仮名の「こ」ですが、
上のラインと下のラインの長さが実は微妙に違います。
下の線が上の線よりも2~3mm長いのにお気づきでしょうか!?
この微妙な長さが綺麗(きれい)な字とそうではない字の
分岐点でもあります。
長くなりましたが、「きれいな字を書く“コツ”はありますか?」への
ご回答は「字を構成する線の長さや配置を気にしてみよう」です。
私の主宰する山口芳水書道教室には
幼稚園児~大人までの老若男女が通われています。
床に直接座る形ではなく、テーブルと椅子に座るスタイルですので、
正座が苦手な方でも気軽に始められます。
習字セット、筆、墨、下敷き、半紙等全て揃っていますので、
まずは見学してみませんか?
これからの季節は入会が殺到しますので、
お早めにご連絡ください!
「美字人(びじん)は一日にして成らず!」
佐賀の書道家「山口芳水」
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