Tag: 意識
「良い姿勢」 「悪い姿勢」
※ちなみにこの「姿勢」の字はこの上ない最高の姿勢で書きました。
姿勢が良い子と姿勢が悪い子の違い
姿勢が悪い子は良い姿勢を知らない訳ではない
普段姿勢が悪い子が正しい姿勢をし続けるには意識と力がいるものだ
だから姿勢をよくするという基礎をサボっていることになる
もちろん長時間姿勢を正すのはきついだろう
でも背が曲がって猫背になったり目が近くて目が悪くなったり
マイナスなことばかりだ
ではそういう子をどうやって姿勢をよくするか?
それは何故姿勢をよくしないといけないのか説明し理解させることが大事だ
1、隣に先生が座り良い姿勢の手本を見せる
2、生徒との違いを教える
3、姿勢をわざと悪くし「この姿勢は○○さんはどう見えますか?上手になりたいという気持ち伝わりますか?」
4姿勢の説明 (省略)
5、2時間続けていきなり良い姿勢はきつくて難しいから少し休憩を入れながら良い姿勢を意識してください
6、今言ったことを頭の中で考えながら書いてください
ゆっくり丁寧に説明してあげると理解し姿勢が正しくなる
後はその子を気にかけ姿勢が悪い時は様子を伺いながら適度に声をかけてあげる
その繰り返しで
自然と意識出来るようになるとベストです
もちろん生徒は十人十色
簡単にはいかないもので施行錯誤はこれからも必要だ
「癖」(くせ) 意識と記憶
よく自分の字には癖(くせ)があり悩んでると言われる方がいます。
癖は直るのでしょうか…?
「癖」という字は病(やまいだれ)に壁(かべ)と書きます。
病気の壁を乗り越えれば必ず治ります
字、持ち方、姿勢が風邪ひいてる様なものだと私は考えます
病院(書道教室) 診察(先生) 薬(指導)
字に対し独学で学び進んできたから
少々こじらせてるだけです。
ほっといたままではもちろん治りませんので
書道教室で症状を見てもらい処方箋を出してもらうのが一番の治す方法です。
大きく2つ
意識をし続けることと
きれいな字の記憶
この2つで(意識と記憶)悩みが改善されると思います。
書道家 山口芳水