書道教室 佐賀 指導前と指導後のビフォー → アフター
指導前と指導後のビフォー → アフター
当教室は佐賀県書道教育連盟の会員です。
生徒さんは(任意)で毎月段級取得のため
出品しております。
実際にどのように先生が指導・添削を行っているか
内容の一連の流れをご覧くださいませ。
新小学2年生の指導(習いはじめて2ヶ月目 持ち方・構え・姿勢・筆の始めとと終わりの書き方は1ヶ月目で指導しております。)
まずはお手本から
① ビフォー
まずはお手本を見ながら一度書いてみましょう。
②アドバイス1( 説明を加えながら )
先生「 形がキレイですね!
そして先生がいまからアドバイスを書いてあげますので、よく見ててください!
先生と席を変わってください!」
アドバイス内容
[ あ ]
1. 折り目を目印に考えてもらう。
2. 他の線との位置関係(場所・高さ)を考えてもらう。
3. 出るところを意識してもらう。
4. 一番長いところを覚えてもらう。
[ さ ]
1. どこからどこまでか折り目を見ながら考えてもらう。
2. 広いところがあることを伝える。(余白)
最終目標は手本無しで書けるようになる!ですのでなんとなく書くのではなく美しく書き方を学び覚えてもらうというところがとても大事になります。
③ 生徒さんから一度離れて書いてもらいます。書いたら先生のところに見せに来てと伝えます。
先生「 おっ!良くなったね!流石!
よし!次は一緒に席に行きましょう!」
あえて生徒さんの席で生徒さんの目線でお手本の横に置き添削始めます。
④ アドバイス2
先生「 それではアドバイスを書きますので
また先生と席を代わってください!」
[ あ ]
1. 三画目が丸の意識で書くことを伝える。
2. 丸のてっぺんを山と例え一度てっぺんまで登ってから下るイメージを伝える。
[ さ ]
1. 折り目や紙の端からの距離感を考えてもらう。実際に指でどこからどこまでかをなぞってもらう。
2. 三画目が細かったので太さの確認をしてもらう。
⑤ 生徒さんから一度離れて書いてもらいます。書いたら先生のところに見せに来てと伝えます。
先生「美しい形になったね!凄い!
とくに[ あ ]の最後の払いがお手本並みに上手!そしてプラスで線が強くなったら完璧!
線を強く書く方法を教えるね!
それでは席に一緒に行きましょう!」
⑥ ここで初めて実際に手をとって一緒に書いてみる。線の速さや力の入れ方を(説明を加えながら)教える。
納得が行く線が出たら見せにきてねと伝えて
練習してもらう。
⑦アフター 添削
先生「 スゲー!(心の声がもれたように言う)これは絶対に花丸!線の強さにビックリしたよ!頑張ったね!
合格!終わってよし!」
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最後に
書道教室の良いところは
まずは人となり【 姿勢 】
[ 見た目の姿勢 ]気遣い 健康
と[ 中身の姿勢 ]あいさつ 礼儀
こんにちは!ありがとうございます!
よろしくお願いします!
そして
1. 見る力(ミリ単位)一枚の紙の中での配置やバランスのデザイン力。
2. 美 余白や字形は美しくみえるように構成されておりセンスや品の良さを学べる。
3. 一つ一つ「できた!」という感覚による自信。やればできる。
4. 次こそは次こそはと間違いを修正していく能力。こだわり あきらめない。失敗から学べる成功。
5. ていねいや慎重になることにより目の前のことへの集中力。
6. 脳が伝えた信号通りに手を動かせる伝達力。スピードや圧力 器用になる。
7. くつ・スリッパ・イス 作法
8. 準備や片付けや掃除 自分でできるという自立。
9. 基礎という中心を知れる。何事も左と右に振るためには基礎が必要。中心をしっているからこそ振れていることに気付ける。
10. 何か一つ逃げ出さず投げ出さず続けられていること。持続は夢を叶えることに必要なこと。
書道はこうやって並べるととても良い習い事だと改めて実感いたします。
後はスポーツを習い体力もつければ将来有望でしょう。
私も高校3年間はバドミントンをしていて
体力や筋力の面でとても助かっております。
集中力と体力があれば何時間も持続して何事もできます。
長期に渡る受験にも役に立つでしょう!
字が上手く書くコツは?という問いは…
やはり基本的に何事も独学は難しく上達するにはその道のプロに習うことが一番のコツとなるでしょう!
長文となりましたが
最後までご覧いただきありがとうございます。
書道講師 書道家 山口芳水